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子供にできるだけ魚を食べさせたい“ホントの理由”

子供にできるだけ魚を食べさせたい“ホントの理由”

周囲を海に囲まれ、水産大国として知られる日本。日本人は古来より魚を食べて育ってきたはずなのですが、近年のわが国の子供たちの「魚嫌い」は本当に深刻です!「魚は骨があるから食べにくい…」「魚より肉のほうが大好き…」という子供の声に、ついつい毎食の献立で肉料理を先行してしまう。この食生活に皆さんも身に覚えはありませんか? かつて農林水産省の水産物アンケートでは、「肉より魚のほうが健康によいと思う」という人が6割を占めていました。でも、実際には、残念ながら若年層から高齢層まで水産物の消費量は年々減少しており、安価で調理しやすいし、食べやすいからと肉食への流れが止まりません。魚は体にいいと思っても、作るときも食べさせるときも面倒臭いと感じた親自身が魚離れしているため、子供の魚嫌いも当然ながら進んでしまうという実態のようです。確かに魚を捌くのは難しく、調理に手間も時間もかかることから、若い主婦には魚料理はハードルが高すぎるかも。そこで、魚をもっと食べさせたい気持ちはあるけど「なぜ魚食がいいのか具体的には知らない」という方、必見です。

魚食は人間関係も改善してくれる万能フード

幼児の頃は魚が苦手な子は多いと思いますが、どうして魚が苦手なのかという理由をここで考えてみましょう。生臭いから、骨があると食べるのが怖いから、お寿司は小さい子だと嫌がることがあるから、魚は他の野菜などと混ぜて食べることが肉より少ないから、この4つが考えられる魚食が苦手な理由と思われます。このほかにも、切り身の魚は平気だけど、丸ごとの魚は怖い… という話も聞いたことがあります。この苦手な理由をしっかりと頭に入れておきながら、今後の対策をしていく必要があるのです。魚が健康にいい理由を聞かれたら、皆さんは何と答えますか?「頭がよくなる」くらいはイメージ出来ても、その理由を答えるのは難しいのではないでしょうか。日本人にとって魚はあまりに身近で当たり前すぎる食材なので、その栄養や健康効果に疎くなりがちですが、だからこそしっかり魚食の良さを理解しておきたいもの。その上で肉食とのバランスをとっていけたら、肉中心になってしまっているという罪悪感からも解き放たれます。

「魚を食べると頭がよくなる」というのは本当?

スーパーの魚売り場で「魚、魚、魚~、魚を食べると~♪」という音楽が、よく流れていました。その歌詞でも「頭がよくなる~」と歌っていますが、本当に賢くなれるのでしょうか。もともとDHAは、人間の脳の神経細胞膜に多く含まれる成分なのですが、加齢とともに脳細胞が死滅していくため、同時に減少してしまうのです。年齢を重ねると記憶力が落ちるのはそのDHAの減少がもたらします。そこで魚食や『クリルキング』等のサプリメントでDHAを外部から補給することが可能。特にサバ、ブリなどの青みの魚を食べることで簡単に補うことが出来るのです。DHAの役割は、神経細胞膜を柔らかくし、神経伝達物質の受け渡しを円滑にして、脳の血管の老化を防ぎ、血液の循環をよくしてくれる。少し難しく感じますが、DHAは脳の発達促進に役立ち、継続摂取すれば元のDHA量に戻していくことも可能だということなのです。DHAは血液サラサラ効果があることも知られていますが、全身に酸素や栄養が行き渡りやすくなるので身体全体が活性化されるというわけです。DHAは日本人の知能の高さ、穏やかな人格形成にも関係しているとの報告もあり、魚を食べると学力そのものが高くなるわけではありませんが、勉強が身につきやすくなる効果があると言えそうです。  ★記事提供:ウェルネスライフ

参考:MARCH 子供の魚嫌いを克服したい!魚食を薦める理由と人気レシピ MARCH

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