オメガ3で悪玉コレステロールを追い出し痩せ体質
ダイエットの敵と思われがちな中性脂肪ですが、糖質と並んで実は私たちにとって重要なエネルギー源となる大切なものです。でも、エネルギーとして使われず余った中性脂肪は、皮下や内臓周辺に貯蔵されて行きます。そのため必要以上に中性脂肪を摂取すると、肥満を招く原因となるのです。特に内臓周辺に脂肪が増えてしまうことで、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の原因である内臓脂肪型肥満を引き起こします。そんな中性脂肪は、アルコールや甘いものによって増えやすい傾向があり、お酒をよく飲む人や、間食でおやつとしてケーキなどをよく食べる人は、中性脂肪が増えやすいので特に注意が必要です。最近、中性脂肪と悪玉コレステロール(LDLコレステロール)の密接な関係が注目されていますが、中性脂肪の増加によって悪玉コレステロールも増えると言われているのです。その理由は、中性脂肪の増加で脂質代謝に異常が生じやすくなり、それがコレステロールの小型化=悪玉コレステロール誕生を招くのです。反対に中性脂肪が減少すると、悪玉コレステロールが普通のコレステロールに戻ることもわかっています。ですから、生活習慣病の予防には中性脂肪を減らすことが何より重要なのです。
オメガ3系で理想の痩せ体質なスリムボディ作り
摂取しても中性脂肪になりにくい不飽和脂肪酸オメガ3(DHA&EPA)の働きとして知られるのが脂質代謝改善作用です。簡単に言うと、血液中や肝臓の中にある中性脂肪の量を低減してくれるうれしい作用です。先程も述べましたが、中性脂肪自体は体を動かすエネルギー源であるのですが、その量が過剰になると、肝臓から血液を経由して内臓・皮下などの全身に体脂肪として蓄えられてしまい、これがいわゆる内臓脂肪や皮下脂肪となって肥満を生み出すのです。ですから、青魚に多く含まれるDHA&EPAは、太る原因となる中性脂肪を代謝することで追い出し、今以上に太ることを防いでくれます。また、血中の中性脂肪が減れば、体脂肪をエネルギー源として使用することになるため痩せることにも繋がってくるわけです。ですから、ダイエットしたいならオメガ3は欠かさず摂取したい脂肪酸ということになります。
より効果的に摂取するために
オメガ3は夜よりも朝に摂取すると効果が高く、脂の乗った美味しい魚を朝に食べれば、日中に中性脂肪を消費してくれます。しかし、朝の忙しい時間に魚を調理するのはなかなか難しい場合にこそオススメなのが、クリルキング等のサプリメント。朝はサプリメントでランチやディナーは焼き魚やお刺身といった食品から補充という流れを作ると、無理なく手軽に続けられそうです。さらに、1日に必要なオメガ3の量は約1000㎎で、マグロの赤身のお刺身だと40切れにもなってしまいますが、同じマグロでもトロだと2切れほどで充分な量になり、いわしだと1尾でまかなえます。脂の乗った旬の魚を食べ、足りない分はサプリメントで補給するよう心がけるとよいでしょう。また、ダイエット以外にも、大多数の女性の悩みである冷え性ですが、冷え性は血液が十分手足の先などの末端に送られないために起こる症状です。血液が末端まで届かない原因は、肥満で血管が圧迫されてしまう、コレステロールが血中に多いことなのですが、オメガ3の影響で血液がサラサラになれば手足の末端にまで血液が届けられるので、悩みの種である冷え性が改善できます。
参考:omron 中性脂肪は肥満をまねく omron
参考:プロエステティシャンが教える ダイエットで120%成功するブログ オメガ3脂肪酸で食べるだけダイエット?驚くべき効果や方法とは? プロエステティシャンが教える