あのひとが若く見えるのは食生活のおかげかも…
欧米の人々から見ると、日本人は年齢不詳の不思議な人種のようです。理由として小柄だからということばかりではなく、表情の若々しさ、目の輝き、肌のきめ細かさ、中年を過ぎても体型の極端な変化が少ない…など、欧米の人々が相手の年齢を推測する決め手にするポイントが、欧米人の基準より「見たところ若い」ということらしいです。もちろん個人差は大いにありますが、傾向として若く見える理由のひとつは魚を多く食べる食生活にありそうです。中年になったら用心しなくてはいけないのが、メタボリックシンドロームや生活習慣病。免疫力の低下や肌の衰え、記憶力や気力の衰えも心配です。すべてが食生活に起因しているわけではなくても魚主体から肉主体へ、毎日の食生活が変化してきたのにともなって顕著になってきているのは確かです。どこの家庭でも食べられていた普通の和食が、実はアンチエイジングの強い味方だったことが急に注目され、日本人の「魚中心の食生活」が改めて見直されているのです。魚、貝、いか、たこ、海藻は、身体の内外から老化を妨げる成分の宝庫で、健康や美しさの素が、普段の食生活で無意識に摂れるのです。
魚食で見た目の若さ自信をつけましょう
細胞組織の酸化・老化を防ぐ抗酸化機能を持つミネラル成分として、よく耳にするセレン(セレニウム)。ビタミンEと並んで、肌のキメ、ツヤ、なめらかさに作用し、見た目の若さに大きな力を発揮するため、アンチエイジングに欠かせないミネラルといわれています。これを多く含むのがイワシ、サンマ、カツオなどの背青魚、カニ、エビ、貝、海藻類。細胞そのものの抗酸化を助けるので、見た目の若さを保つだけでなくガン予防なども期待できます。セレンなんて言葉さえ知らない時代から、これらを豊富に食べていた日本人だから、欧米人から見て「見た目が若い」と思われてきたのかもしれませんね。
食べ方次第でさらに効果アップ
いくらアンチエイジングに効果的で、良質な成分が豊富でも、背青魚は低カロリーではありません。食べ過ぎは肥満を招いて逆効果となり、そればかり食べていれば栄養のバランスが偏ります。『クリルキング』等のサプリメントを利用して魚のパワーを摂取し、健康になること、若さを保つことを常に意識しながら、何をどう食べるかを考えましょう。考える際のヒントを紹介します。
●ゴマ+魚で脳の活性化を強力サポート
脳の働きを活性化させるのに役立つ背青魚は、脳を活性化させる成分を含むゴマとの組み合わせが好相性。相乗効果が期待できます。
●アサリ+シソでシミ・シワ予防 交感神経の働きをしずめる
タウリンは、血圧の上昇を抑え、イライラを解消するのに力を発揮。特にアサリにはタウリンが多く含まれており、また、シソ(大葉)はカルシウムの宝庫。さわやかな香りで気持ちを落ち着けるのに役立ちます。アサリとシソの組み合せがイライラすると増えるといわれるシミ、シワを予防。
●イカのタウリンで美肌づくり
スルメイカやヤリイカはタウリンを豊富に含み、その上良質なタンパク質の宝庫で低カロリーなので太りにくく、シミ、シワ防止も効果的です。抗酸化機能を持つビタミンAを豊富に含むほうれん草やチンゲン菜などと組み合わせて更年期の症状の緩和にも期待。
●納豆+魚介類で若々しく
大豆は老化速度を抑える機能が期待されるイソフラボンはもちろん、肌、髪、爪の健康に欠かせないビタミンB2を豊富に含みます。魚介との組み合わせは、若さを保つのに最適。 ★記事提供:ウェルネスライフ
参考:マルイチ産商 魚中心の食生活でいつまでも若々しく! マルイチ産商