生活習慣病を改善しながらスマートBODYを目指す
生活習慣病の予防対策として、まずは健康増進から病気の発症自体を防ぐ「1次予防」、早期に発見・治療する「2次予防」、治療で病気の進行を防いで回復を目指す「3次予防」があることはご存知ですか? これまでの生活習慣病予防は、病気を早期に発見・治療することだけを目的としていましたが、現在は、QOL(生活の質)を維持しながら病気になる前段階のライフスタイルを改善する「1次予防」が何より重要と考えられています。生活習慣病なんて関係ない… と思っている方こそ実は不規則な生活やストレスで少しずつ病気に蝕まれているかもしれません。健康を増進するために「食生活」「運動」「休養」「飲酒」「喫煙」の5つのポイントでライフスタイルを改善してみましょう。脳卒中や心臓病などは、ある日突然発症するわけではなく、体重の増加、血糖値・血圧の異常などを原因として密かに進行して行きます。とくに、肥満・高血圧・脂質異常症・糖尿病は死の四重奏と呼ばれるほど、重篤な生活習慣病を引き起こす4大危険因子です。生活習慣病予備群の段階であれば、進行を防ぐことは十分可能。ライフスタイルを見直して、毎年必ず健康診断を受け、健康状態をつねに把握することが大切です。
ライフスタイル改善で体重をコントロール
ダイエットといえば思い浮かぶのが、まずはカロリー制限です。何より徹底して脂肪や糖分をカットしなければと思いがちですが、脂肪は本当にダイエットの大敵なのでしょうか? 炭水化物、タンパク質と並ぶ三大栄養素、体を動かすための大事なエネルギー源であるのが脂肪で、細胞膜やホルモンを作るという非常に大事な役割を担っています。摂り過ぎはもちろんいけませんが、脂肪が不足すると皮膚や髪のつやが失われパサつきやカサつきの原因になるという結果に。さらに、少ない量で高いエネルギーを生み出す脂肪は、血糖値を維持して脳の情報伝達機能の働きを高め、新しい神経細胞を増殖させ、効率的な仕事を要求される現代人には必要不可欠な栄養素でもあるのです。最近ではダイエットの考え方も変わり、ただ脂肪を避けるのではなく、不飽和脂肪酸を積極的に摂って生活習慣病を改善しながらダイエットに取り組む方が多くなっています。そこで注目なのが不飽和脂肪酸のオメガ3。脂肪は飽和脂肪酸(バター、チーズ、肉類などの動物性脂肪)と不飽和脂肪酸に分けられますが、不飽和脂肪酸はオリーブ油やキャノーラ油などに含まれる一価不飽和脂肪酸と、青魚、クルミなどに含まれる多価性不飽和脂肪酸に分けられます。さらに、オメガ3はDHAやEPAとしてイワシやサバ、サケなどに、また植物性ではα-リノレイン酸としてクルミやゴマ油などに多く含まれています。コレステロールを下げ、血管を柔軟にし、血液の流れをよくするといわれるオメガ3。生活習慣病を予防し、健康的なダイエットを目指すなら、ハンバーガー等のファストフードなどに多く含まれる高カロリーな動物性脂肪をなるべく控え、青魚などを週に二度か三度、食べるように心がけましょう。でも、忙しい現代人はバランスの良い食事をとるのはなかなか難しいもの。そんな人にこそ、オススメなのが植物性のオメガ3を含むサプリメントの活用です。時間や手間をかけずに手軽に摂れるため、オメガ3脂肪酸を上手に味方にして、キレのいいスマートBODYを目指しましょう!
参考:ツーサン株式会社 お役立ち情報 粋な体の作り方「オメガ3脂肪酸に味方にする」 ツーサン株式会社
参考:健康づくり支援センター 生活習慣病とライフスタイル 健康づくり支援センター